乳酸菌を最も必要とする年齢層
乳酸菌は今ウイルスに強くなるとかアレルギー症状を緩和する等、様々な良い働きが注目され、各分野で積極的な研究がおこなわれています。
どの年齢層も乳酸菌の摂取は体に有用で積極的に摂取してほしいのですが、特に、乳酸菌を継続的に利用してほしい年齢層があります。
それは、65歳以上のご高齢者です。
腸内を調べてみると赤ちゃんは90%、20代で25%から30%、30代で20%程度、50代になると15%程度、65歳以上になれば10%を切るような結果となっています。
年齢と共に腸内の乳酸菌が減少するという事がわかっていますので、年齢が高くなるほど、
積極的に摂取してほしいのです。
腸内に乳酸菌が少なくなると免疫力が落ち、抵抗力も少なくなります。
小腸には免疫細胞の約70%が存在しているといわれています。
乳酸菌はこの免疫細胞を活性化し、外部から侵入してくるウイルスや細菌類に強い体を作ってくれます。
乳酸菌が少ないという事は免疫細胞も元気をなくし、ウイルスや細菌類に弱い体になってしまうのです。
高齢者がインフルエンザになると重症化、最悪の場合死亡するという例もあります。
抵抗力、免疫力が弱くなっているところにインフルエンザウイルスが侵入し、ウイルスを攻撃する細胞が攻撃してくるウイルスを撃墜できず増殖してしまうため重症化してしまうのです。
乳酸菌は腸内でその働きをし始めるのが1週間から2週間かかるといわれています。
ご高齢者は特に積極的に、継続的に摂取し、強い体を作る事が必要なのです。
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