乳酸菌を生クリームで摂る
日本人にはなじみが少ないのですが、最近はボルシチなどを作るご家庭も出てきて、その際、サワークリームを利用されたことがあるという方も多いでしょう。
牛乳から加工されて作られた発酵食品にはチーズやヨーグルトなどがあり、人の健康をサポートしてくれる乳酸菌が豊富な食品として人気があります。
牛乳を加工した生クリームを乳酸菌によって発酵させ、生クリームの滑らかさ、コク、香りを持ちながら乳酸菌食品としておなじみの酸味を持っています。
これが、サワークリームや発酵クリームと呼ばれ、洋菓子作りに利用されたり、料理などに利用されています。
一般的に生クリームと乳酸菌から作られる発酵クリームは16%程度から21%程度の脂肪分を含んでいます。
このほか、ライトサワークリームというものもあり、この場合、脂肪分は40%程度あります。
生クリームというと脂肪分が非常に高く、お菓子に利用するというイメージしかありませんが、生クリームから乳酸菌によって作られる発酵クリームの場合、酸味とふんわり感が魅力で、トーストに載せてコショウを振って食べてもおいしいのです。
勿論サラダなどにも利用できますし、シチューなどに入れるとコクと酸味がプラスされ、深い味わいのメニューとなります。
生クリームが嫌いという方でも、脂肪分が少ないサワークリームはべったり甘い生クリームとは違いさわやかな酸味がありますので、食べられる人が多いのです。